当ホームページは慰謝料を「請求された方」向けとなっておりますが、不倫慰謝料を請求する場合には以下のような請求書の書式となるでしょう。
したがって、相手方本人から請求を受ける場合には以下のような請求書を受け取ることが予想されます。
なお、請求する際には、内容証明郵便や特定記録郵便など、相手方への到達とその日時が確認できる郵送方法を取られた方が良いでしょう。
請求額につきましては、一般的には300万円~500万円とされることが多いと言えます。
それより少ない金額での請求の場合、請求される側からしてみると,十分な証拠が無いのではないか、あるいは慰謝料が認められないような事情があるのではないかと考えさせる可能性が高いと言えます。
逆に上記を超える金額を請求する場合には,必要不可欠な調査費用が多額に上ってしまった、被請求者の不貞行為(不倫)により特別な別の損害が発生している、などといった事情の説明が必要になってくるでしょう。
通知書
●●殿
貴殿は、私の夫(妻)である●●と令和●年●月から●月までの間、●●に妻(夫)がいることを知りながら、肉体関係を伴う不倫関係を続けました。
この間、貴殿は●●と●●ホテルで頻繁に会い関係を持っていたほか、●●に旅行に行くなどしていました。。
貴殿が●●と不倫関係を継続した結果、私と●●の婚姻関係は破綻するに至っており、私は多大な精神的苦痛を被っております。
貴殿の行為は私に対する不法行為に該当し、貴殿は損害賠償義務を負うことになりますが、その慰謝料額は500万円を下回るものではありません。
そこで、私は貴殿に対し慰謝料500万円を請求いたします。
本通知書が到達後14日以内に、下記口座までお支払いください。
記
●●銀行 ●●支店
普通預金 ●●●●●●●
口座名義 ●● ●●
フリガナ ●● ●●
金額 金500万円
貴殿より本書到達後14日以内にお支払も何らの連絡もない場合には訴訟提起する方針ですので、あらかじめご承知おきください。
訴訟となった場合には弁護士に依頼することになりますので、弁護士費用はもちろん、遅延損害金も併せて請求させていただきます。
なお、今後の連絡は末尾記載の住所まで書面にてご連絡願います。
電話やメール、口頭でのご連絡は固くお断りいたします。
令和●年●月●日
(住所)
(氏名) (印)
※上記はあくまで一般的な一例です。金額や回答期限等をどの程度にすればよいかなど、お悩みの場合には弁護士にご相談ください。
弁護士法人高須法律事務所
(札幌弁護士会所属)
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