控訴状

不倫慰謝料に強い札幌の弁護士
不倫慰謝料の請求をされたら

訴訟で判決が出た場合、その判決の内容に不服がある場合にはどうしたらよいのでしょうか。

 

出された判決が第一審の判決であった場合、控訴することが可能です。

例えば、最初に札幌地方裁判所で審理された場合には、控訴して札幌高等裁判所で再度審理して判決をもラうことができます。

 

判決を受領してから2週間以内に控訴状を提出しなければなりません。

控訴状の宛名は高等裁判所宛となりますが、提出先は判決の出された地方裁判所となります。

 

なお、第一審で弁護士に依頼している場合は通常は弁護士が作成・提出してくれます。

もっとも、控訴の意思があることはなるべく早めに弁護士に伝えてください。

 

以下は、第一審で損害賠償請求(慰謝料請求)をされた側(被告側)が控訴する際の控訴状の書式例となります。

また、控訴状を提出した後、第一審判決に対する正式な控訴理由書を提出する必要があります。

当事務所では控訴審からの委任契約も可能です。

控訴審では時間的制約が多いため、なるべく早めにご相談いただきますようお願いいたします。

 

 

控訴状の書式例

     控訴状

 

                  令和●年●月●日

札幌高等裁判所 御中

             (控訴人住所)

             控訴人  (名前)(印)

 

             (被控訴人住所)

             被控訴人 (名前)(印)          

 

損害賠償請求控訴事件

訴訟物の価額 金●円

貼用印紙代  金●円

 

 上記当事者間の札幌地方裁判所令和●年(ワ)第●号損害賠償請求事件について、令和●年●月●日に言い渡された下記判決は不服であるから控訴する。

 

第1 原判決の表示

 1 被告は原告に対し・・・

 2 原告のその余の請求を棄却する。

 3 訴訟費用は・・・

 4 この判決は、仮に執行することができる。

 

第2 控訴の趣旨

 1 原判決中控訴人敗訴部分を取り消す

 2 被控訴人の請求を棄却する

 3 訴訟費用は第1審、2審とも被控訴人の負担とする

 との判決を求める。

 

第3 控訴理由

   追って控訴理由書を提出する。

                        以上